近年、脂肪肝が注目されています。
以前は肝臓が悪くなる原因としてはウイルス性(B型肝炎、C型肝炎など)とアルコール性肝障害が多くを占めていました。
ウイルスに対する治療は発達してしっかりと治療できるようになったのに対して、生活習慣の変化・肥満人口の増加により増えてきているのが「脂肪肝」です。

お酒をたくさん飲まないのに肝臓に脂肪が沈着している状態を「非アルコール性脂肪肝(NSAL)」と呼びます。
高度の脂肪肝が長く続くと肝臓が傷んでしまい、肝硬変や肝がんに至ってしまうケースが報告されています。
食事管理や運動などによる減量が基本的な治療になります(下表)。
逆にいえば減量することで脂肪肝は改善させることができることがわかっています。
食事療法による治療も積極的に相談させていただいています。
お気軽にお申し出ください。